片づけ・片付け・おかたづけ

2015年5月25日

《捨てられないなら捨てなくっても》

を更新しました。


お読みいただければ幸いです。

《捨てられないなら捨てなくっても》


どうしても捨てられなくて・・・

家族からは

「もういい加減に物を減らして片づけなよ!」

「散らかっててここに来るの嫌になるんだよ」

「トラックに積んでみんな捨てちゃえば」

こんな事を言われ続けてもう5年ぐらい経つんです。


こんなお悩みを抱えた高齢者の方がとてもたくさんいらっしゃいます。


高齢者向けの講座をさせていただくと
質問でとても多いのが


・写真を捨てられなくて困ってます、どうしたらよいでしょう。

・着物がたくさんありますが誰かもらってくれないでしょうか?

・とても良い綿のお客用布団が何組もあって捨てられないのですが。


このような質問や相談を口にされる方のほとんどが


実際にはそれほど収納場所には困っているわけではなくて

いろいろな情報から 片づけなきゃいけないかな~ という
ご自身で追い込んでいるケースも少なくありません。

お布団の例をあげますね。


実際には押入れにいっぱいになっていますが
現在の暮らしにはほとんど影響することなく
そのまま収納されていても誰も困らないのであれば

無理に処分しなゃと考えなくても良いのかもしれません。


私が移動、又は処分した方が良いですよとおすすめするケースはこんな時です。

・いつも使っている部屋の一番よく出し入れしやすい場所の押し入れに

ど~ん!ともうほとんど使わないお客様用の布団が鎮座している場合です。


いつも使っている部屋なのですから

いつも使っているモノをその押入れに収納しておくと 便利 ですね。


それらのお客様用布団たちには
申し訳ないのですが、あまり使っていない部屋の収納へと移動してもらいましょう。使っていない部屋や余裕がある収納が無い場合には、思い切って処分も考えた方がいいと思います。

とにかくお布団は大きいアイテムなのでそのスペースに他の使っているモノが収納できるとたくさんのモノが置けるようになります。

次に写真ですが・・・

高齢者の方がお困りの写真はプリントアウトしてある

紙ベースになっているお写真の事です。

ご自身やご家族の顔が映っているのですから
なかなかゴミ袋へポイっとする訳にもいかないですね。

データー化してパソコンで管理するといいですよ~と推奨されてはいますが
そもそもパソコンに読み込ませるって??
スキャン???と


意味も分からない世代の方へはハードルが高すぎますね。

私のおすすめは ↓


・横を向いていたり、変な顔の写真は処分

・風景だけの写真で 思い出が薄い写真は処分

・同じような連続写真は一番良く映っている写真だけを選ぶ


この3つができるようでしたら やってみてください。

それも難しい場合には


そのまま取っておく ことをおすすめします。



無理にできない処分という行為をやらなくては!とがんばると

後で後悔してしまいますから。


写真がいくらたくさんあるんですといっても
押入れの上段がすべて写真で埋まってしまうほどはないのでは?


大きな衣装ケースにひとつ 程でしたら
そのまま残しておきましょう。


もっと他に意識しなくても、心が辛くならずに処分できるアイテムが

あるはずです。

たとえば、使い古したフライパンだったり

いくつもとってあるバッグ類だったり

10代の頃からのコート類だったり


捨てられないアイテムにばかり気を取られずに
お気楽に手放せるのは なんだろう?と

周囲をみまわしてみて下さい。


 

 

《誰にも教わらないお片づけ》

 

ご夫婦30代後半
お子さん2人(中学生・高校生)

奥さまからのご依頼でした。

相談内容は

とにかく、息子の部屋が汚くて臭い!助けてほしい との事。

息子さんは高校生。

下の妹さんはとても片づけが上手で自分のスペースもきちっとしているのに

なぜか息子さんの部屋だけが カオス状態!だと。

いろいろお話を伺ってから息子さんの部屋へと入りました。

 

確かにすごい散らかりよう
床どころか、ベッドの布団も見えていない状況。

漫画やCD、プリント類から洋服まであらゆるものが散乱して積み重なっています。

お母さまがプライバシーを尊重して!?
本人が嫌がる為、入らないようにしていたら

気付いたときにはもうすでにどこから片付けたらいいのかすら
わからない状況になっていたそうです。

 

このぐらいのお年頃だと多いですよね。

やりたいことはたくさんあるし、部活や友達優先で行動しますから

お部屋に滞在する時間は寝るときだけ。
「~青春真っ盛りのお部屋ですね~」

ひとこと感想をお伝えしました。

 


お部屋の主である息子さんは
何にも困っていないご様子。

 

片付けなんて面倒な事に時間を使えないと
おまかせでいいなら、やっちゃって!というスタンスでした。

 

ふむふむ

それもよくあるお返事です。

あまりにモノが多くなると大変な作業になりますから・・・。

そのため、お部屋の片づけはこちらですべて作業となり

 

必要なモノを確認してから
ゴミは捨て、必要ないリストに上げてもらったモノはまとめ

ベッドには新しいシーツを
床には掃除機をかけ

すっかりきれいに整えました。

リセットは完了です。

 

でもね。

私は また必ずリバウンドすると お母さまにお話ししました。

 

息子さん

どうも、元に戻すという行為を知らないからです。

作業の間、数時間は立ち会ってもらって
必要なモノをお聞きしていたのですが

ふとした会話の中で

出しっぱなし、やりっぱなし、使った場所にそのまま放置

これが原因で散らかるんだとはっきりわかる箇所があったんです。

 

幼い頃から

息子さんの部屋の片づけはすべてお母さまがしていたと。

高校生になり、多感な思春期到来によって

「勝手に部屋に入らないで!」となったため

元に戻してくれる 救いの手がなくなってしまったんですね。

 

お母さまに確認すると

妹さんは女の子だからと

片付けなさい、きれいにしなさいと比較的教えてきたそうです。

 

最初の子だったせいか
息子さんには あまあまなお母さんで接してしまってたと

反省する部分があったそうです。

 

ただの お片づけ なんですが
やはり 幼少期からの 習慣 は 大切です。

学校では係りの役割上、片づけたりするかもしれませんが
授業として お片づけ を教わる時間はありません。

 

周囲にいる大人が 根気よく手本を示し
できるようになるまで 一緒に 片づけることを 教えるのが理想的です。

そのお子さんの性質にもよりますが
ある程度、面倒がらずに
何かを出してきて使ったら、元の場所に戻すというところまで
教えなくてはいけません。

 

私もよく娘に 出したら戻す!と 促しますが
仕事で忙しく自宅が荒れてくると

ママも戻す!と突っ込み返される時があります(^_^;)

 

せっかく定位置を決めてすっきり収納が組み上がっても

崩れるのはすぐです。

 

小学校低学年までの間には

 

たとえば本を読んだら本棚に戻す

おもちゃで遊んだら元の場所に戻す

そんなあたりまえの事を面倒がらずに、

そこまでが 

自分の行為に かたをつける 

ことだと 教えてあげて下さい。

 

もちろん、〝e-収納〟のトレーニングへご依頼いただいてもかまいません。

小さなお子さんの場合には

実際に普段使っている アイテムを使って

ご自宅でくり返しトレーニングしていきます。